オンラインで再会 5年生

 6月28日(月)の10時から、学校と病院をオンラインでつないでやり取りをしました。Aさんは5月の終わりから、足の怪我でずっと入院しています。クラスの子どもたちは心配していましたが、コロナの影響で病院での面会もできません。担任ですら本人とはずっと会えないままです。そこで、保護者を通じてタブレットをAさんに渡し、グーグルミートでつながりました。クラスの子どもたちは、テレビに大きく映し出されたAさんの顔を見ながら、いろいろなことを話しかけました。「給食と病院の食事、どっちがおいしい?」「この前、Aさんと一緒に遊んでいる夢を見たよ」みんなから話しかけられたり質問をされたりするAさんは、とてもうれしそうでした。そして、Aさんのリクエストで、クラスの子たちは心を込めて「ビリーブ」を歌いました。

 「今未来の扉を開けるとき 悲しみや苦しみが いつの日か喜びに変わるだろう I believe in future 信じてる」Aさんが喜びに変わるのを信じて、クラスの子どもたちはAさんを待っています。

タブレットで話しかけ、大型テレビで見守る子どもたち
「使っている車いすを見せて」とAさんにお願いすると病院側のタブレットを車いすに向けてくれました