5年学年行事

11月もあっという間に最終日。1年って本当に早いものです。

そんな、12月が迫っているとは思えないあたたかな日に、5年生の学年行事を行いました。総合的な学習の時間に防災についての学習をしているので、それに関連した容でした。

1組と2組に分かれて、ピロティと少人数教室で学習をしました。ピロティでは煙道体験、教室では、非常用のペットボトルコップづくりです。

煙道体験では、けむりで見えない中、障害物をさけて通り抜ける体験をしました。子どもたちは、まず初めに、焦げ臭いけむりの匂いに驚いていました。

けむりで満ちたテントのなかの、見えないこと見えないこと。透明な窓もついていましたが、誰がいるのかぜんぜん分かりません。子どもたちは、無事に通り抜けられてほっとした様子でした。

また、町の方のご厚意で、運動場の隅にある防災倉庫の中身を見せてもらったり、避難生活用のテントを組み立てたりもしました。

ところ変わって、少人数教室では、ペットボトルと格闘しながらコップを作りました。カッターの使い方に慣れておらず、子どもたちは悪戦苦闘。ボランティアの方々に助けてもらいながら、何とか仕上げることができました。

学習の最後には、非常食の試食をして、乾パンのおみやげをもらった子どもたち。

「楽しかった」で終わりではなく、非常事態にどうすべきか考えるきっかけになっているとうれしいです。

ご協力いただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。