和して同ぜず
9月28日(木)に、6年生がACTの授業を受けました。
ACTとは、Art Communication Training の略です。自分の思いを心のままに表し、それを受け止めることを通して、自己肯定感(ありのままの自分を肯定する感覚)を高めたり、自己理解・他者理解につなげようとするねらいがあります。
今回は、抽象画に挑戦しました。講師の内野さんが用意してくださったオイルパステルを使って、「自分のうれしいときの気持ち」を自由に表現しました。
上手、下手はありません。もちろん、正解、不正解もありません。頭に浮かんだ色を使って点、線、面で表現していきます。見ていてなんだか難しそうだなと思っていましたが、子どもたちはそれぞれに画用紙に向かって描き始めました。
全て淡い色でぼかしの技法を使って表す子、淡い色の中に強さを感じる色を加える子、余白を大事にして表す子、全体を力強く塗っていく子などさまざまでした。
最後に互いに見せ合い、感想を述べ合いました。
最後に内野さんから「和して同ぜず」という言葉を教えていただきました。
人のまとまり、協力することは大切にするけれど、自分は見失わずに・・・
心の中に留めておきたい言葉です。