次々に気付きが・・4年生理科
9月23日の3時間目、4年生が渡り廊下で空気でっぽうを使って的当てをしています。筒の片方に玉を詰め、反対側から白い棒で押すとポンという音を立てながら玉が勢いよく飛び出し、的に向かいます。
しばらくしてから、先生が子どもたちを集めて「棒を反対にしても玉は飛ぶかな?」と投げかけました。実は、棒の片方には黒いゴムがついていますが、もう片方には付いていません。
ゴムが付いていない方では、いくら飛ばそうとしても勢いよく飛ばすことはできないのです。子どもたちは、繰り返し挑戦しますが、なかなか上手くいきません。そのうちに、「わかった」といって勢いよく飛ばす子が現れました。すると、1人2人と気付いた子が増えていきました。そうです。前だけでなく、後にも玉を詰めて、後の玉を棒で押せば勢いよく飛ぶことに気付いていったのです。「これなら棒がなくても飛ばせるよ」と言って指で飛ばす子も現れました。
子どもたちは、夢中で活動し、いろいろと考え、試し、工夫する中で、新たな発見をしていきます。発見したときの子どもたちの目の輝きや興奮しながら説明する姿に思わず笑みがこぼれます。